カレイの唐揚げを失敗なく作る方法!下処理・二度揚げ・骨までカリカリのコツを徹底解説
カレイの唐揚げは、淡白でふっくらした白身と、香ばしい衣の食感を楽しめる定番の魚料理です。ところが、家庭で作ると「衣がベタつく」「身がパサパサになる」「骨が硬くて食べられない」といった失敗も起こりがちです。おいしく仕上げる鍵は、ウロコや内臓の下処理、片栗粉のまぶし方、そして身と骨に合わせた油の温度と揚げ時間にあります。
味の素パークの基本レシピでは、170℃の油で小ぶりのカレイを5〜6分揚げる方法が紹介されています。一方、楽天レシピや「ぎょぎょうま屋・ノブオカ」のレシピでは、低温でじっくり加熱してから高温で仕上げる方法も見られます。2026年の家庭料理でも参考になるこれらの作り方を整理し、身はふっくら、骨はパリッと仕上げる基本から、五枚おろしや野菜あんかけへのアレンジまで解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 下処理:ウロコ・エラ・内臓を取り除き、水洗いした後は水分をしっかり拭き取る。
- 揚げ方:身のおいしさを優先するなら170℃前後、骨まで食べたいなら低温でじっくり揚げて高温で仕上げる。
- 仕上がりの差:片栗粉は揚げる直前に薄く均一にまぶし、揚げた後は網に置いて余分な油と蒸気を逃がす。
- アレンジ:レモンやおろしポン酢のほか、野菜たっぷりの甘酢あんやきのこあんとも相性がよい。
【基本のレシピ】カレイの唐揚げをふっくら香ばしく仕上げる作り方
まずは、家庭で作りやすい基本のレシピから確認しましょう。身のふっくら感を残すなら、最初から骨を食べ切ることを目指すよりも、魚の大きさに合った加熱時間で仕上げるのがおすすめです。
材料(2人分)
- 小ぶりのカレイ:2尾(合計約320g)
- 塩:少々
- こしょう:少々
- 片栗粉:適量
- 揚げ油:適量
- レモン、すだち、大根おろしなど:お好みで
カレイの大きさによって必要な油の量や揚げ時間は変わります。味の素パークの「かれいのから揚げ」では、2人分として小ぶりのカレイ2尾、合計320gを使用し、170℃程度の油で5〜6分揚げる方法が紹介されています。この時間は基本レシピの目安であり、大きな魚や骨まで食べるための調理時間とは区別して考えましょう。
作り方
- 下処理をする。ウロコを取り、エラと内臓を取り除いて流水で手早く洗います。キッチンペーパーで表面と腹の中の水分を丁寧に拭き取ります。
- 切り込みを入れる。表面に斜めの切り込みを入れます。厚みのある部分まで切り込みを入れすぎないように注意しましょう。
- 下味をつける。塩とこしょうを薄く振り、少し置いて味をなじませます。水分が出たら、揚げる前にもう一度拭き取ります。
- 片栗粉をまぶす。魚の表裏、ヒレの周辺、腹の中まで薄く均一に粉をつけ、余分な粉を軽く落とします。
- 170℃前後で揚げる。油に入れたら、表面が固まるまではむやみに動かしません。魚の大きさに応じて火の通りを確認し、基本レシピでは5〜6分を目安にします。
- 油を切って盛り付ける。揚げ網に取り出して余分な油を切り、レモンや大根おろしなどを添えて完成です。
失敗を減らすポイントは、魚を油に入れる前に水分を十分に取り除くことと、揚げている途中に何度も触らないことです。衣が固まる前に動かすと、表面がはがれたり身が崩れたりする原因になります。
【下処理の基本】ウロコの取り方と五枚おろしのコツ
カレイの唐揚げは、魚を丸ごと揚げるのか、切り身にするのかによって下処理が変わります。姿揚げなら見た目を生かせますが、骨まで食べたい場合や大きな魚を使う場合は、身と骨を分ける方法も便利です。
ウロコは尾から頭に向かって取る
味の素パークの下処理解説では、包丁を使って尾から頭に向かって表面を軽くこそげ、ウロコを取る方法が紹介されています。カレイは平たい魚なので、表側だけでなく白い裏側も確認しましょう。ヒレの付け根や頭の周辺はウロコが残りやすいため、指先で触れて確認すると取り残しを減らせます。
ウロコを取ったら、エラブタを開いてエラを取り除きます。白い側を上にして胸ビレの下に切り込みを入れ、腹ワタを取り出したら、腹の中を流水で手早く洗います。最後にキッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。
なお、「揚げるからウロコは必ず取らなくてもよい」という調理法もありますが、ウロコの残り方や食感には個体差があります。初めて作る場合や、食べやすさを優先する場合は、基本どおりに取り除くのが無難です。
五枚おろしは大きなカレイや骨を分けたいときに便利
北海道ぎょれんの調理解説では、カレイの五枚おろしについて、ウロコとぬめりを落とし、頭と内臓を取り除いてから、ヒレに沿って包丁を入れ、背骨に沿って身を外していく手順が紹介されています。片面から2枚、反対側からも2枚の身を取り、背骨を合わせて五枚に分ける方法です。
- ウロコとぬめりを取り、頭を落として内臓を取り除く。
- ヒレに沿って包丁を入れ、背骨の位置を確認する。
- 包丁を骨に沿わせ、片側の身を上身と下身に分ける。
- 裏側も同じように切り分け、4枚の身と中骨に分ける。
- 身に残った腹骨や小骨を確認し、必要に応じて取り除く。
五枚おろしは、丸ごとの姿揚げにこだわらず、身と骨を別々に揚げたい場合にも役立ちます。特に大きなカレイでは、身をふっくら仕上げる時間と、骨をカリカリにする時間を分けやすくなるのが利点です。包丁に慣れていない場合は、魚を購入した店で下処理を頼む方法もあります。
【仕上がりを比較】油の温度・片栗粉・二度揚げはどう使い分ける?
カレイの唐揚げは、すべての魚に同じ温度と時間を当てはめればよいわけではありません。身をおいしく食べる基本の唐揚げと、骨まで食べるための唐揚げでは、目指す食感が異なります。
| 調理の目的 | 油の温度・時間の目安 | 仕上げのポイント |
|---|---|---|
| 身をふっくら仕上げる | 170℃前後で5〜6分を基本の目安にする | 魚の大きさに合わせ、火を通しすぎない |
| 小さなカレイを骨まで食べたい | 低温でじっくり揚げ、最後に180℃前後で二度揚げする方法がある | 観音開きにして骨に火が通りやすい形にする |
| 身と骨を分けて揚げる | 骨は140℃前後で約16分、身は170℃で2〜3分というレシピ例がある | 骨と身を別々に揚げ、食感に合わせて加熱時間を調整する |
| 衣をカリッと仕上げる | 一度揚げた後、油温を上げて短時間で仕上げる | 揚げすぎによる焦げや身の乾燥を避ける |
表の時間は、味の素パーク、楽天レシピ、ぎょぎょうま屋・ノブオカなどで紹介されている調理例を整理したものです。魚のサイズや厚み、骨の太さ、油の量によって適切な時間は変わるため、すべてのレシピに共通する固定値ではありません。
片栗粉は薄く均一に。つけすぎない
片栗粉は、表面の水分を抑え、香ばしい衣を作るのに向いています。揚げる直前に粉をまぶすと、粉が水分を吸ってべたつくのを抑えやすくなります。腹の中やヒレの付け根にも粉を薄くつけ、余分な粉を落としましょう。
粉を厚くつけすぎると、衣が油を吸いやすくなり、口当たりが重くなることがあります。反対に、粉が少なすぎたり、魚の表面に水分が残っていたりすると、衣が均一につきにくくなります。まずは水気を取ることを優先してください。
二度揚げでカリカリになるのはなぜ?
二度揚げは、一度目で内部に火を通し、二度目で表面の水分を飛ばして食感を整える方法です。骨まで食べるレシピでは、低めの温度で時間をかけて水分を抜き、その後に高温で仕上げる工程がよく使われます。
楽天レシピの「骨まで食べれる♫カレイの唐揚げ」では、観音開きにした小ぶりのカレイを160℃程度で片面約8分ずつ揚げ、一度取り出してから180℃程度で二度揚げする手順が紹介されています。一方、ぎょぎょうま屋・ノブオカの2025年4月30日のレシピでは、骨を140℃程度で約16分揚げ、身は170℃で2〜3分揚げる方法が示されています。
この違いは、魚を丸ごと揚げるのか、身と骨を分けるのかによっても生まれます。二度揚げは必須の工程ではありませんが、骨まで食べる仕上がりを目指すときには有効な選択肢です。
【骨まで食べる方法】カリカリになる理由と注意点
「カレイの唐揚げは骨まで食べられる」と紹介されることがありますが、すべてのカレイの骨が、通常の揚げ時間で食べられるほど柔らかくなるわけではありません。大切なのは、魚のサイズと骨の太さを見極めることです。
骨まで食べられるのは、十分に水分を飛ばしているから
小さなカレイの細い骨やヒレは、低温でじっくり加熱して水分を抜き、さらに高温で表面を仕上げることで、パリッとした食感になりやすくなります。骨の周辺まで十分に乾燥させることで、噛んだときに砕けやすい状態を目指すわけです。
ただし、これは骨そのものが短時間で完全に柔らかくなるという意味ではありません。太い中骨や硬い頭の骨は、揚げても硬さが残ることがあります。大きな魚では、身と骨を分け、食べられる細い骨と取り除くべき骨を区別するほうが安全です。
骨まで食べたい場合の手順
- 小ぶりで骨が比較的細いカレイを選ぶ。
- ウロコ、エラ、内臓を取り除き、身を観音開きにするか、身と骨を分ける。
- 水気を丁寧に拭き取り、片栗粉を薄く均一につける。
- 骨は低温でじっくり揚げ、十分に水分を抜く。
- 最後に油温を上げて仕上げ、揚げ網で油を切る。
- 食べる前に骨の硬さを確かめ、硬い部分は無理に噛まずに取り除く。
「ぎょぎょうま屋・ノブオカ」のレシピは、身と骨を分け、骨を140℃程度で約16分揚げてから、身を170℃で2〜3分揚げる方法を紹介しています。身のふっくら感と骨のパリパリ感を両立させたい場合に参考になる考え方です。ただし、時間だけを頼りにせず、魚の大きさや骨の状態に合わせて調整してください。
なお、骨まで食べることを前提にした料理は、小さな子どもや、硬いものを噛み砕くことが難しい人には注意が必要です。揚げ上がった魚でも、硬い骨が残っていないか確認し、無理に丸ごと食べさせないようにしましょう。
【人気レシピとアレンジ】楽天レシピ・味の素パーク・macaroniを比較
カレイの唐揚げのレシピを探すと、基本の姿揚げから、骨まで食べる方法、身を使ったアレンジまで幅広い作り方が見つかります。どれを選ぶかは、魚のサイズと、食べたい食感を基準にすると判断しやすくなります。
楽天レシピの人気ランキングは骨まで食べるレシピが目を引く
楽天レシピの「カレイの唐揚げ」人気順ページでは、閲覧時点の7日間ランキングで「骨まで食べれる♫カレイの唐揚げ」が1位に表示されていました。掲載されている材料は、小さめのカレイ、塩、こしょう、片栗粉、サラダ油です。レシピには、身を観音開きにし、160℃程度でじっくり揚げてから180℃程度で二度揚げする手順が記載されています。
ランキングは集計期間や利用状況によって変動するため、順位は固定的な評価ではありません。ただ、骨まで食べることを目的にしたレシピが選択肢として掲載されている点は、家庭での調理法を考えるうえで参考になります。
味の素パークは基本の姿揚げを作るときに便利
味の素パークの「かれいのから揚げ」は、片栗粉を使った基本の調理法に加え、ウロコの取り方、エラや内臓の処理まで説明しています。大根おろしに赤唐辛子を合わせたもみじおろし、すだち、小ねぎ、つけつゆを添える構成で、魚そのものの味を生かしたいときに向いています。
特に、初めてカレイを丸ごと調理する人にとっては、下処理から盛り付けまでの流れが分かりやすいレシピです。まずは基本の姿揚げを作り、慣れてから骨を食べるための二度揚げに挑戦するとよいでしょう。
macaroniは食感や味付けを変えたいときに役立つ
macaroniの「カレイのから揚げレシピ8選。骨まで丸ごと・あんかけアレンジ」は、2023年12月5日更新の記事です。小さなカレイを骨まで食べるレシピ、身と骨を分けて揚げる方法、タプナード添え、スパイシーな味付け、カレー風味、野菜あんかけ、きのこあんかけなど、8種類の方向性が紹介されています。
同じカレイの唐揚げでも、シンプルな塩味なら白身の風味を楽しめ、香味ソースを添えれば食卓の主役らしい一皿になります。野菜あんかけなら野菜も一緒に食べやすくなり、揚げ物の香ばしさとあんのなめらかさを組み合わせられます。
カレイの唐揚げをあんかけにする方法
あんかけにするなら、まずカレイを基本どおりに揚げておき、別の鍋で野菜あんを作ります。にんじん、玉ねぎ、ピーマン、きのこなどを細切りにし、だし、しょうゆ、みりん、酢、砂糖などで味を整え、水溶き片栗粉でとろみをつけます。
野菜あんを熱々のまま揚げたカレイにかければ、淡白な白身にうま味と酸味が加わります。衣のカリカリ感を残したい場合は、食べる直前にあんをかけるのがポイントです。野菜の水分が多い場合は、あんを少し濃いめに仕上げると、魚の表面が水っぽくなりにくくなります。
骨まで食べるタイプの唐揚げにあんをかける場合は、せっかくのパリパリ感が弱まりやすいため、あんを別添えにする方法もおすすめです。
【プロの結論】カレイの唐揚げは魚のサイズで揚げ方を決める
カレイの唐揚げをおいしく作るために、最も大切なのは「どの魚でも骨まで食べようとしない」ことです。身をふっくら仕上げたいなら、170℃前後の油で加熱し、火を通しすぎないようにします。骨まで食べたい場合は、小ぶりで骨が細い魚を選び、低温でじっくり揚げてから高温で仕上げる方法を検討しましょう。
五枚おろしで身と骨を分ける方法は、大きめのカレイを無駄なく調理したい場合に適しています。身は短時間で仕上げ、骨は水分が十分に抜けるよう時間をかけることで、それぞれに合った食感を目指せます。
片栗粉は揚げる直前に薄くまぶし、余分な粉を落とします。油の温度はできるだけ温度計で確認し、魚を一度に入れすぎて油温が下がらないようにしましょう。揚げた後は網に置き、蒸気がこもらないようにすると、衣の食感を保ちやすくなります。
また、調理前には鮮度のよい魚を選び、購入後は冷蔵状態を保って早めに処理することも大切です。農林水産省は魚介類の食中毒予防について、鮮魚を適切に扱い、十分に加熱することなどを案内しています。下処理に使った包丁やまな板は清潔に保ち、調理後の魚も適切に保存してください。
【カレイの唐揚げ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:カレイの唐揚げは何℃の油で揚げればよいですか?
A1:身をふっくら仕上げる基本のレシピでは170℃前後が目安です。味の素パークでは小ぶりのカレイを170℃程度で5〜6分揚げています。骨まで食べたい場合は、低温でじっくり揚げてから高温で仕上げる方法があり、魚の大きさによって時間を調整します。
Q2:カレイのウロコは取らないといけませんか?
A2:食べやすさを優先するなら、尾から頭に向かって包丁で軽くこそげ、表裏のウロコを取り除くのがおすすめです。ウロコを残す調理法もありますが、食感や仕上がりに差が出るため、基本は取り除いてから揚げるとよいでしょう。
Q3:カレイの唐揚げは二度揚げしないと骨まで食べられませんか?
A3:二度揚げは必須ではありませんが、骨まで食べることを目指すレシピではよく使われます。低温でじっくり水分を抜き、高温で仕上げることで、細い骨がパリッと砕けやすくなります。ただし、大きく硬い骨まで必ず食べられるわけではありません。
Q4:カレイの唐揚げに片栗粉を使う理由は何ですか?
A4:片栗粉は香ばしくカリッとした衣を作るのに向いているためです。揚げる直前に薄く均一にまぶし、余分な粉を落とすと、衣が厚くなりすぎるのを防ぎやすくなります。
Q5:カレイの唐揚げをあんかけにするときのコツは?
A5:先にカレイをカリッと揚げ、野菜あんは別に作ります。揚げたての食感を楽しみたい場合は、食べる直前にあんをかけるか、別添えにするとよいでしょう。甘酢あんやきのこあんなど、好みに合わせてアレンジできます。
まとめ:身はふっくら、骨はパリッと。失敗しない選び方と揚げ方
カレイの唐揚げは、下処理と油の温度を意識するだけでも仕上がりが変わる料理です。ウロコ、エラ、内臓を取り除き、水分を拭き取ってから片栗粉を薄くまぶす。身を味わう基本の唐揚げでは170℃前後を目安にし、骨まで食べたい場合は小ぶりの魚を選んで低温調理と二度揚げを組み合わせる。この使い分けが失敗を減らす近道です。
初めて作るなら、味の素パークの基本レシピを参考に姿揚げから始めるのがおすすめです。骨まで食べる調理に挑戦するなら、楽天レシピやぎょぎょうま屋・ノブオカの方法を参考に、魚のサイズや骨の太さを確認しながら加熱時間を調整しましょう。さらに、macaroniで紹介されている野菜あんかけや香味ソースを取り入れれば、同じカレイでも違った味わいを楽しめます。
大切なのは、身と骨に同じ揚げ時間を当てはめないこと。魚の大きさに合った方法を選び、身のおいしさと香ばしい食感を両立させてください。 (出典: カレイ の 唐 揚げ(Yahoo!ニュース))